太陽光発電システム
デメリット
◆費用が必要
太陽光発電システムを購入、そして設置するための費用が必要になります。補助金制度などを活用することで費用負担を軽減できます。太陽光発電システムは、消費した分の電気代を毎月支払う方法ではなく、先行投資によって後から元を取る方法と考えてみてください。
◆定期メンテナンスが必要
故障やトラブルが少なく、長寿命な製品が増えています。しかし風雨や紫外線にさらされる機器なので、長く安全に使うためには定期メンテナンスが必要です。
◆発電量が一定ではない
曇りの日や雨の日が続くと、どうしても発電量は落ちてしまいます。しかし、天候の良くない日ばかりではありません。一年を通して見ると日照時間が長い日もあれば、晴天が続く日もあります。発電量に関しては、年間を通して見ていただくと5%程度の差に収まることがほとんどです。
◆設置しても経済的効果が出ないところもある
まず設置に関してですが、住宅の状態によっては設置できないことがあります。太陽が当たりにくい向きに屋根がある。屋根が小さい。築年数が経過していて設置の負担に住宅が耐えられない。塩害や積雪などによって設置できない場合もあります。
また、設置しても経済効果が出ないケースもあります。例えば「一人暮らし」の方です。月に1万円以上の電気代を払っておられない場合はメリットが出ません。
反対に経済的効果が出やすいのは、4人以上のご家族で、ガス代と電気代の合計が3万円以上の方です。これまでの経験から申し上げますと、このケースの方は9割の確率で経済的メリットが得られています。
◆設置に関する問題
太陽光パネルの設置場所（向き）によっては反射光トラブルが起こる可能性もあります。専門知識を持っている担当者が現地調査することで解決できますが、ただ「売る」だけの業者の場合、設置後にご近所とトラブルになることもあります。ご契約時には、こういうことにも気をつけておきましょう。知っていると対処できるデメリットです。
メリット
●電気の自給自足が可能になる
これまでと同じように家庭で使う電気を「全て購入」する必要がなくなります。自分たちで使う分のいくらかを太陽光発電システムから得ることで「電気代の節約」が行えます。
●災害時の備えになる
電気の自給自足が可能になると、万が一災害が発生した場合でも復旧までの生活で電気を使うことができます。例えば大雨で電線が切れた、電柱が倒れたという場合、一般的には完全復旧まで2週間～3週間必要と言われています。この期間、太陽光発電システムがあれば電気が使えますので、普段と同じとはいかなくても復旧まで不便な生活にただただ耐えるだけという必要がなくなります。
●電気代の高騰に影響されにくい
電気代の明細を見てください。少しずつですが年々上昇していませんか？そして今後、電気代が安くなると思われますか。おそらく上昇する予想はできますが、安くなる予想は難しいと思います。となると、多くのご家庭では電気代の高騰に直面します。しかし、太陽光発電システムがあれば、発電した電気を使いますので電気代高騰に影響されにくいまま快適な生活を送ることができます。
●停電しても電気が使える
災害とまではいかなくても、台風通過に伴う落雷や計画停電などで一時的に電気が使えなくなることがあります。こうした場合でも太陽光発電システムに破損や損傷がなければ発電可能ですので電気が使えます。
●補助金の活用が可能
お住いの自治体によって差はありますが、補助金制度を用意しているところが増えています。上手に補助金を活用すれば、購入時の費用負担が軽減できます。
太陽光発電システムにはメリットとデメリットがあります。あなたのお家では、どちらが多いか検討してみてください。
ご自身だけでは比較しづらい。どういう機種が良いのかわからない。ということもあると思います。もし分かりづらいことがありましたら、当社までご相談ください。
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